
俺は、競艇で予想をする時、オッズを一切見ない。
オッズを見る時は、予想を完全に終えた後、テレボートで舟券を購入する際の「資金配分」をする時だけだ。
(選んだ買い目に対して、テレボートの仕様上、画面にオッズはいやでも表示されてしまうから、それを元に資金配分しているだけ。)
なぜなら、予想の段階からオッズを見てしまうと、人間の脳はパニックを起こし、軸がブレるようにできているからだ。
今回は、俺が普段やっている「競艇でオッズを見ない買い方」のルーティンを、実戦ステップに落とし込んで全て公開する。
テレボートの画面を開くまでオッズを完全に遮断して予想を組み立てることで、オッズの過剰人気に踊らされている大衆を置いてけぼりにし、妙味ある配当をに射止めることができる。
結果として、回収率は自ずと上がっていく。
目先の「ガミり」に怯えて自滅してしまう一歩手前の状態から抜け出し、プラス収支を掴み取るための立ち回りを、ぜひ最後まで読んで実践してみてほしい。
なぜ「オッズを見ない買い方」がトータルの回収率を跳ね上げるのか?
俺の「競艇でオッズを見ない買い方」のルーティンを教える前に、なぜオッズを見ないで買うと、結果的にトータルの回収率が上がるのかについて説明していく。
そもそも、公営ギャンブルにおいての「オッズ」とは、的中率を左右するものではなく、ただの「大衆の意見」ということを覚えておこう。
「オッズが低い=当たりやすい」ではなく、「オッズが低い=多くの人が賭けている」ということ。
つまり「オッズが低い≠当たりやすい」という認識を、まずは持つことが大事だ。
それを踏まえた上で、オッズを見ないで買うことで、結果的に回収率が上がる理由を、解明していく。
まず、オッズを見て舟券を購入してしまうと、多くの人間は次の「2つの最悪な自滅パターン」に綺麗にハマってしまう。
回収率を過剰に意識してしまい、直前オッズを見て「これじゃあガミるから」と買い目を無理に削った結果、最も恐れていた「抜け目」でハズレを喰らうパターン。
「オッズが低いから、ここも買っておかないと不安だ…」と、直前で余計な買い目を買い足してしまい、当たってもマイナスになるトリガミの山を築くパターン。
どちらも、最初に自分のデータと展開読みで導き出した「軸を自らブラしてしまう行為」であり、的中率と回収率の両方を同時に下げてしまう最悪の決断だ。
だからこそ、直前までオッズを一切見ずに舟券を購入することで、大衆の意見(ノイズ)に左右されることなく、自分の展開読みだけを信じて「妙味(期待値)ある配当」の買い目を、冷静に射抜くことができる。
人間は極めて非合理的であり、何よりも「損をしたくない」と本能で考える生き物だ。
そんな人間が、締切直前の払戻金に直結するオッズを見てしまうこと自体、脳のパニックの引き金となり、自ら回収率を下げる決断をしてしまう。
下記の記事では、この「損をしたくない」という人間の心理が引き起こす脳のバグについて、行動経済学を用いて徹底的に解明している。軸をブラさないためのメンタル管理を身につけたい方は、ぜひ一読いただきたい。


トリガミを恐れるな!目先の「ガミり」を受け入れた奴だけがプラス収支になる理由
競艇において、オッズを見ないで買う時は、トリガミを絶対に恐れてはならない。
「ガミるのが怖い」という気持ちこそが、オッズという大衆の意見に左右され、自滅してしまう最大の原因だ。



実を言うと、俺自身もかつてはオッズに怯え、ガミりを怖がるあまり、無理に買い目を削ったり、穴狙いに切り替えて、的中を取り逃がして全てを失いかけた時期がある。
以前の俺のように、トリガミを恐れるあまりオッズを見てしまい、結果的に軸がブレて、的中そのものを逃してしまっては本末転倒だ。
はっきり言うが、目先のレースでガミるのは「的中を掴むための必要経費」であり、負けないための「投資」だと割り切った方がいい。
オッズを見て買い目をこねくり回す大衆が「ハズレ(回収率0%)」を量産して資金を溶かす中、オッズを見ずに軸を固定する俺たちは、たとえガミったとしても手元に資金を残せている。
この「資金を溶かさない」という差が、中長期で見た時に決定的な差になる。
1レースごとの損得に一喜一憂せず、1日単位・1ヶ月単位の中長期目線で見ることで、自然とオッズを見る必要がなくなるということだ。
その結果として、トータルの回収率は100%を超えてくる。
「大きく勝つこと」に固執せず、いかに収支のマイナスを最小限に抑えられるか。
これを淡々と徹底して舟券を購入できるようになれば、気づいた時には収支は勝手にプラスに振れている。
まずは、トリガミを恐れず、オッズを見ずに自分を信じて舟券を購入してみてほしい。
具体的な練習として、今日明日のレースで「一番自信がある1レース」に絞り、テレボートの画面上のオッズ欄を指で隠して投票ボタンを押すことから始めてみてほしい。
もしトリガミになった時でも、取り乱さずに「ハズレて全損するより、マイナスを最小限に抑えられたから結果オーライ」と考えられれば、あなたも立派な一人前の舟券師(プロ)だ。
【三連単対応】直前オッズを一切見ないで舟券を仕留める5つの実戦ルーティン
ようやく「競艇でオッズを見ない買い方」を実践するための、俺の実戦ルーティンを公開する。



これはあくまで、俺が現場で勝つために積み上げてきた思考のプロセスであって、魔法のように100%当たるなどという嘘は言わない。
だが、この思考の型を身につけることが、オッズのノイズに惑わされ、軸をブレさせて自滅してしまう多くの舟券師にとって、収支を好転させる「光明」になると確信している。
俺の舟券購入前ルーティンは、以下の5つのパートだ。
- 出走選手の「コース勝率」と「決まり手」から軸を絞る
- エンジンに対する「選手コメント」と裏データを徹底分析する
- オッズを見る前に自分の手で「仮予想」を広くメモ帳に落とす
- 締切直前:最後の「展示データ」と「進入」だけを見て予想を確定させ投票する
- レース後:オッズの額に一喜一憂せず「自分の展開読み」を振り返る



それでは、各パートを深掘りしていく
ちなみに、俺が今回紹介するルーティーンで、毎度利用しているサイトが「ボートレース日和」というデータサイトだ。
ぜひこれを機に、「ボートレース日和」も見てみることをオススメするよ。


①出走選手の「コース勝率」と「決まり手」から軸を絞る
やはり予想の軸を立てる上で、1マークでどのような攻防戦が繰り広げられるかを、真っ先に考える必要がある。
そのために、まずは出走選手の「コース勝率」と「決まり手」から軸を絞り込んでいく。
例えば、4号艇の選手の「4コース1着率」が高い場合、スリットで覗いてまくり、あるいはまくり差しが決まる展開を想定する。
ここで重要になるのが「決まり手」だ。
4コースからのまくり率が高い場合、強引なまくり展開を想定し、連動して潰される可能性の高い「3号艇」を軸から外すという判断(切り)ができる。
逆に、まくり差し率が高い場合、1号艇が残る展開を考慮し、「4-1-全」といった形で舟券を組み立てる必要がある。



もっと言えば、1コースが飛んだ場合の展開も読めるが、それを話し出すと長くなるので、まずは基本を押さえてほしい。
この段階での目的は、買い目の決定ではない。
あくまで「1マークの展開(軸)」を構築する第一ステップであり、まだ確定的な買い目は作らないこと。
数字と実績という「根拠」を並べて、展開を組み立てることに集中してくれ。
②エンジンに対する「選手コメント」と裏データを徹底分析する
次にやることは、軸にした選手が「展開を作ってくれるのか」を見極める作業だ。
そのためには、やはりレースに決定的な影響を与える「モーター(エンジン)」について、乗り手の生の声を聞くのが一番手っ取り早い。
俺が実戦で徹底しているのは、出走選手が自分のモーターに対して、どんな本音を述べているかを確認することだ。
例えば、4号艇の選手が「伸びや出足が良い」「乗りやすい」「パワーがある」など、ポジティブな評価をしているなら、4カドからの一撃まくりを大いに期待して展開を組み立てられる。
逆に「パワーがない」「乗りづらい」「出ていない」など、弱気なネガティブコメントを残しているなら、よほど腕の立つ選手でない限りは、バッサリ軽視していいという冷徹な判断ができる。
もちろん、コメントはあくまで選手個人の主観だ。だからこそ、ここで「裏データ」との答え合わせが必要になる。
俺が言う裏データとは、「他選手との展示タイムの比較」や「モーター勝率」のことだ。
選手が「伸びが良い」と言っていて、展示タイムでも実際に抜けた数字(一番時計など)が出ていれば、そのコメントは100%信頼できる本物だと裏付けが取れる。
逆に、コメントが良いのに展示タイムがボロボロなら、過剰人気を疑うシグナルになるということだ。
最初の一歩としては、まず「選手がどうコメントしているか」を確認し、それが展示タイムなどの数字と矛盾していないかを見ることから始めてみてくれ。
ちなみに、選手コメントについては、開催場の公式ページ、もしくはデータサイト「競艇日和」の「直前情報」にリアルタイムで記載されている。
また、コメントを公式に載せていない会場も一部存在する。



オッズを見ない戦術において、情報が欠けるのはリスクでしかない。
最初のうちは、「選手コメントをちゃんと公開している会場だけを厳選して狙う」のが、無駄な負けを減らすプロの立ち回りだ。
③オッズを見る前に自分の手で「仮予想」を広くメモ帳に落とす
ここまでで、数字(スタッツ)と選手コメントという「純粋な根拠」を元に、大まかな1マークの攻防戦が頭の中に浮かんでいることだろう。
ここで自滅してしまう人の9割は、我慢できずにオッズ表を見てしまい、オッズという大衆の意見に従って買い目を歪めてしまう。



しかし、ここはグッと堪えてくれ。
オッズ表を一切見ずに、自分が描いた展開予想の通りに、想定される買い目を手元のメモ帳にガバッと書き出すことが重要だ。
お金を賭けていない「エア予想」のとき、なぜか展開がバシバシ当たった経験はないだろうか。
あの時のあなたは、オッズのノイズに脳を汚されていないから、純粋なロジックだけで予想ができている。
その「最強の脳の状態」を、このメモ帳の上で意図的に作り出す。
先ほどの「4コースの選手」を軸にした場合を例に出すと、俺なら、想定される買い目を以下のようにメモ帳に落とす。
- 1-4-256(3点):4がまくり差して迫るが、1が意地で残る展開
- 1-256-4(3点):4の攻めを1が受け止め、空いたスペースを他艇が突く展開or思ったより4が攻め切れなかった展開
- 4-12-56(4点):4が強烈にまくって1着、内枠が意地で追従する展開
- 4-56-1256(6点):4が内を完全に引き波にハメ、外枠を引き連れてくる展開
- 5-4-126(3点):4のまくりに連動して、5が最内をズブッと差してくる展開
ざっと考えただけで、合計19点となる。
おいおい、19点なんて多すぎだろ、ガミるぞ?
そう思ったかもしれない。
ただ、これはあくまで購入前の「仮予想(全貌)」。
まずはケチケチせず、自分の脳が描いた理想の展開をすべて出し切ることが大切だ。
この時に守るべき絶対の鉄則は、”何があってもオッズを見ない”こと。
ここでオッズを見てしまうと「1-24-24が売れてるから切ろう」や「4-6-125はすべて万舟だから切ろう」など、大衆のノイズに脳をハックされ、自分の軸が100%ブレる。
そうならないためにも、オッズが放映されているLIVE配信の画面や、公式サイトのオッズ表は絶対に開かない。視界に入れない。
自分のメモ帳に書いた19点だけが、そのレースにおける「あなたの正解」になるからだ。
④締切直前:最後の「展示データ」と「進入」だけを見て予想を確定させ舟券購入
最後に、メモ帳に書き出した19点の仮予想と、直前情報を照らし合わせて最終的な買い目を決定するフェーズだ。
まず初めに見るべきは、「進入隊形に変動がないか」。
軸に考えていた4号艇の選手が、突然前付けをして「124/356」のような深い進入になってしまっては、前提とした展開予想が根本から崩れてしまう。
逆に、外枠に前付けされて4コースが、5コースになってしまった場合も同様だ。
だから、必ず4コースから出走しているかの最終確認として、スタート展示の進入隊形は確認するようにしよう。
(本番ピットアウトで誰かがしくじり、想定外の進入になるリスクもあるが、その時は運が悪かったと割り切ることも大事。)
次に見るべきは、「スタート展示(スリット)」と「展示タイム」だ。
4コースの選手が一番時計まではいかずとも、しっかりスタートを決めているかを見る。
もしスリットで3号艇の選手が凹んでいる(遅れている)場合は、4コースの一撃まくりが決まる大チャンスだ。
逆にスリットが横並びであっても、②のステップで確認した選手コメントで「伸び」にポジティブな評価があれば、全速スタートからスリット後にグンと伸びる可能性は十分にある。
その伸び型かどうかを証明する裏データが、展示終了後に出る「展示タイム」や「直前タイム」だ。
特に「直線タイム」は、展示において唯一、選手が意図的に手を抜けないガチの数字だから、ここは穴が開くほど注視してくれ。
(SGに出場するような超一流選手の場合、展示でわざとスタート勘だけを確認し、本番で完璧にアジャストしてくるから一筋縄ではいかないが、基本の教科書はこれでいい。)
さあ、直前の展示データを基に、手元の19点から最終的な買い目を決定する。
今回は、進入隊形が変わらなかった場合を想定した「絞り込みの黄金律」を授けよう。
まくりの破壊力が極限まで高まっている証拠だ。強気に勝負する。
→ 1-4-256 / 4-12-56 / 4-56-156(合計11点)
一撃の可能性は低いが、展開で絡むと見て守備的に削る。
→ 1-4-256 / 1-256-4(合計6点)



ここで5号艇を切るか、6号艇を切るかといったミリ単位の判断については、実戦の経験値を積むのが一番早い。
まずはこの基準を守りつつ、場数を踏むことから始めてみてほしい。
そして買い目が決まったら、オッズ画面には1ミリも触れず、テレボートの投票ボタンを指で隠して執行する。
いくら安かろうが、いくら万舟だろうが関係ない。
自分のロジックが導き出した11点、あるいは6点に淡々と金を張る。
このフィジカルな徹底こそが、大衆から一歩抜け出すための通過儀礼だ。
⑤レース後:オッズの額に一喜一憂せず「自分の展開読み」を振り返る
ここまで読み進めてくれたあなたなら、すでにオッズを見ずに舟券を買うという「一歩上の領域」を実践できているはずだ。
だが、この「オッズを見ないで買う方法」の真髄は、実は買った瞬間ではなく、「結果を見てからのレース回顧(反省)」にこそある。
気づいた人もいるかもしれないが、先ほど④のステップで4がまくった展開の買い目の中に、サラッと「4-2-56」が混ざっていたのを覚えているだろうか。
実は、俺のこれまでの手痛い実戦経験から導き出した独自の防衛策だ。
過去に4のまくり一撃を狙い、「4-1-56」や「4-56-1」で勝負していた時、なぜか「4-2-5」というパターンで紐抜けしてハズレる痛い経験が何度もあった。
その苦い経験(データ)があるからこそ、俺は4がまくる展開の時は、「4-2-56」を必ず保険として組み込むようにしている。
このように、自分が予想した展開通りにレースが運んでも、紐抜けや3着抜けで負けるパターンはこれから腐るほど出てくる。
だが、そこで「あ〜あ、ハズレた」で終わらせてしまっては、自分の力にならない。
悔しさを堪えて負けパターンを脳内に蓄積していくと、ある日「そういえば、この展開の時はこれで負けることが多かったな」と、仮予想の段階で気づけるようになる。



4まくりの展開なのに、イン逃げ(1着)の買い目を残しているのも、すべて俺が過去に蓄積してきた理由があるからだ。
レース後の振り返りを徹底すると、「自分だけの極秘データ」が次々と手に入るようになる。
- この選手が◯コースの時は、展示タイムに関わらず高確率で舟券に絡む
- この選手は腕が良いけど、◯コースの時はなぜか高確率で飛ぶ
- この選手はまくったら1着(ピン)か飛ぶ(パー)か、極端なレースしかしない
これらは、公式の出走表にも、AIの予想サイトにも載っていない、負けから学んだ人だけが持てる”自分しか知らないデータ”だ。
自分しか知らない最強の武器があるなら、大衆の意見が反映されたオッズなんて見る必要すらなくなる。
ノイズを無視して、美味しい配当を仕留めることが可能になるわけだ。
もちろん、展開が完全にハズレた場合も宝の山だ。
4まくり展開で予想していたのに、本番で4号艇が全然絞っていかず、落として回ったとする。
その時は「あぁ、この選手は無理やりインを潰しにいくタイプじゃないんだな」という特大の収穫が得られる。
次からその選手が4コースに入った時は、よっぽどスロー勢が凹まない限り、まくり展開をハズして、予想を組み立てられるようになる。
ハズレた時こそ、自分が描いた脳内展開と、本番のレースとの”乖離(ズレ)”を徹底的に分析する。
この泥臭い作業の繰り返しによって、「自分だけのデータベース」を作ることこそが、真の意味での「オッズを見ない買い方」の完成形だ。
【まとめ】オッズを見ないで買えば競艇の「本当の楽しさ」が見えてくる
今回は、僕が普段の予想で実践している「オッズを見ない買い方」の5つのステップについて解説した。
最後に、今回お伝えした大切なポイントをもう一度おさらいしておこう。
- オッズは「当たりやすさ」ではなく、あくまで「みんなの投票状況」と捉える
- 目先のトリガミは「全損を防いで次に繋げるための必要経費」と割り切る
- オッズを見る前に、自分の力で考えた展開をすべてメモ帳に書き出す
- 選手コメントと展示タイム(特に直線タイム)をすり合わせて、情報の真偽を確かめる
- ハズレた時こそ、自分の予想と実際のレース結果の「ズレ」を振り返って次に活かす
直前オッズの数字に振り回されているうちは、どうしても自分の軸がブレてしまい、買い目が不安定になりがちだ。
一度オッズを完全にシャットアウトし、出走表の数字や直前データだけに集中するからこそ、他の人が気づいていない「本当に狙い目のポイント」を冷静に見つけ出すことができる、ということだ。
